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周波数安定度 [アマチュア無線]



…とまあ、難しい題名にはしたものの、

自分はすっごく詳しいとか、そういうのでは無いので、間違っていたり言葉が足りなくともご勘弁下さいm(_ _)m


実は,今の愛機であるICOM IC-910Dは2台目のもので、

1台目は色々な事情で手放した過去があります。


その1台目は新品を購入したのですが、

フルノーマル状態だと、周波数の安定度といいますが、ズレてくるのが凄くて、

何だこりゃ?って正直思いました。



そんな思いもありまして、

2台目はオプションの「高安定度基準発振水晶ユニット」 CR-293 を取り付けてあります。

(オプションは他にはDSPユニットがメインとサブにつけてあります)


こんな感じのヤツです↓

51eI+aS+DRL.jpg


ノーマルで付いている水晶 CR-452はTCXOのようですが、

CR-293は、OCXO (恒温槽型水晶発振器) みたいですね。


なので、現在は電源を入れてしばらくすると、とても安定しております(#^.^#)




…とは、いうものの、

自分は今までHF機に関しては、周波数の安定度が悪いとかあまり感じたことがありません。


現在では高級機には最初から高安定度基準発振水晶ユニットが付いているようですが、

使って来たミドルクラス…というより、入門機?になるのか分かりませんが、

このオプションは取り付けたことがありません。


今までCWをやっていなかったので、気にならなかったというのが正解なのかな?



そこで、使用して来た IC-746やIC-7400と、IC910Dの周波数安定度に関して考えてみました。



IC-910Dの仕様で見てみると…

周波数安定度は ±3ppm (-10℃~+60℃) になっています。


一方、オプションの高安定度基準発振水晶ユニット CR-293の

周波数安定度は ±o.5ppm以内… となっています。



周波数で換算すると、

ppm(パーツ・パー・ミリオン)は 百万倍率の事… ppm = 10 -6乗


145MHzで  オプション無しの時、  435Hz    オプション装着時は 73Hz

433MHzで  オプション無しの時、 約1.3KHz  オプション装着時は 216Hz



こう見てみると、案外数値が大きいので、オプションの取付時の安定度がかなり良いのが分かりますね。




一方、HF機である IC-746とIC-7400ではどうなっているか…

仕様で見てみると、両方とも



常温一定で電源“ON”1分後から60分まで±7ppm以内、

その後1時間あたり±1ppm以内



…とまあ、なんとも言えないような感じになっております(^^;;;;


要するにスイッチ入れてから60分までは安定しないけど、それ以降は案外安定しますよ…って感じですね。


ちなみに 1時間後の安定状態での周波数換算だと…


52MHzのとき、変動数値幅は 52Hz     21MHzの時は、21Hz… 以下に続く… 



となり、 あまり気にするほどの数値でも無い感じですね。




…と、なった結果通り、HF機ではあまり気にならなかった…って自分の感覚もまんざらじゃ無いわけですね(^^;;;;


でもまあ…電源入れてから1時間の変動幅は大きいので、

余裕がある人は、オプションを入れた方が良いのかな… って思います。





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