PTT遅延装置 概要 [アマチュア無線]
制作したPTT遅延装置の概要の紹介です。
最初に…
この装置の目的は、プリアンプなどにキャリコンしか備えていない場合、
FMの様に常にキャリアが出ていればあまり問題は無いんですが、
SSBなどの様に、音声が出ている時のみにキャリアが発生するものの時に、
キャリアがある時にリレーを切り替える強制スタンバイだと、切り替えがバタバタしてしまう
恐れがあります。
その為に、モノによってはスタンバイ端子が取り付けてあり、
無線機側のスタンバイ出力端子(送信時GND)か、マイクケーブルよりPTTライン(送信時GND)を
プリアンプのスタンバイ端子に接続して、送信時GNDの時はリレーを切り替えたままにする…
という機能が付いています。
プリアンプなどにスタンバイ端子が無く、キャリコンのみの場合はどうすれば良いかというと…
プリアンプなどは電源を入れないと、必然的にリレーがスルー状態(送信時と同じ状態)になるので、
無線機側のPTTラインなどの送信時GNDになったときを感知して、
連動してプリアンプの+電源を切ってあげる装置を作ってあげれば良いわけです。
ただ、これだけなら簡単な装置なのですが…
ちょっとシビアな話をすると、
スタンバイ端子に接続するにしろ、電源オフの回路を作ってやるにしろ、
リレーが動作するまでの時間があり、プリアンプの増幅回路にキャリアが回ってしまう恐れがあります。
でも…市販品にはちゃんとキャリアが入らないようにダイオードなどで保護されてますけどね。
自作のプリアンプなどは、少しでも余計な雑音発生源をを入れ無いように保護は付けない
場合が多いので、
無線機のPTTを押してもすぐに送信状態にならないように、
プリアンプのリレーが切り替わる時間をおいてから送信になるように、
そして送信終了時にPTTを離してから、すぐに受信状態にならないように、
プリアンプのリレーが切り替わる時間をおいてから受信になるように、
先日から制作していた様なPTT遅延装置を使用している方が多いようです。
自分が作ったPTT遅延ですが…
本当は真ん中のB基板だけの予定でしたが(^^;;;;
当初の回路だと遅延装置の電源を入れないときの事を考えていなかったので、
マイクを差込直さないとマイクが使えなくなってしまう設計だったので、
右横のサブ基板にリレーを取り付けて、回路をスルーする状態にして、
電源を入れないときでも、そのままマイクは使える様にしました(*^。^*)
遅延時間もDIPロータリースイッチで、30ms刻みで0~450msまで変更出来るようになっています。
送信と受信に切り替わる時間は同じです。
PICにて遅延時間やLEDの発光などを制御していて、
3つのジャンパーピンにて、プリアンプ出力の変更(+13.8VやGNDなど)や、
同様にリニアアンプ出力の変更を行えるようにしています。
これで…ケース(タカチ電機YM-200)を入れても、
材料費は4,000円くらいでしょうか…。
パワーのLEDは赤、RXは緑(送信時消灯)、TXは赤のLEDが送信中点滅します。
結構格好良くできたんじゃないかな…って思います。。
最初に…
この装置の目的は、プリアンプなどにキャリコンしか備えていない場合、
FMの様に常にキャリアが出ていればあまり問題は無いんですが、
SSBなどの様に、音声が出ている時のみにキャリアが発生するものの時に、
キャリアがある時にリレーを切り替える強制スタンバイだと、切り替えがバタバタしてしまう
恐れがあります。
その為に、モノによってはスタンバイ端子が取り付けてあり、
無線機側のスタンバイ出力端子(送信時GND)か、マイクケーブルよりPTTライン(送信時GND)を
プリアンプのスタンバイ端子に接続して、送信時GNDの時はリレーを切り替えたままにする…
という機能が付いています。
プリアンプなどにスタンバイ端子が無く、キャリコンのみの場合はどうすれば良いかというと…
プリアンプなどは電源を入れないと、必然的にリレーがスルー状態(送信時と同じ状態)になるので、
無線機側のPTTラインなどの送信時GNDになったときを感知して、
連動してプリアンプの+電源を切ってあげる装置を作ってあげれば良いわけです。
ただ、これだけなら簡単な装置なのですが…
ちょっとシビアな話をすると、
スタンバイ端子に接続するにしろ、電源オフの回路を作ってやるにしろ、
リレーが動作するまでの時間があり、プリアンプの増幅回路にキャリアが回ってしまう恐れがあります。
でも…市販品にはちゃんとキャリアが入らないようにダイオードなどで保護されてますけどね。
自作のプリアンプなどは、少しでも余計な雑音発生源をを入れ無いように保護は付けない
場合が多いので、
無線機のPTTを押してもすぐに送信状態にならないように、
プリアンプのリレーが切り替わる時間をおいてから送信になるように、
そして送信終了時にPTTを離してから、すぐに受信状態にならないように、
プリアンプのリレーが切り替わる時間をおいてから受信になるように、
先日から制作していた様なPTT遅延装置を使用している方が多いようです。
自分が作ったPTT遅延ですが…
本当は真ん中のB基板だけの予定でしたが(^^;;;;
当初の回路だと遅延装置の電源を入れないときの事を考えていなかったので、
マイクを差込直さないとマイクが使えなくなってしまう設計だったので、
右横のサブ基板にリレーを取り付けて、回路をスルーする状態にして、
電源を入れないときでも、そのままマイクは使える様にしました(*^。^*)
遅延時間もDIPロータリースイッチで、30ms刻みで0~450msまで変更出来るようになっています。
送信と受信に切り替わる時間は同じです。
PICにて遅延時間やLEDの発光などを制御していて、
3つのジャンパーピンにて、プリアンプ出力の変更(+13.8VやGNDなど)や、
同様にリニアアンプ出力の変更を行えるようにしています。
これで…ケース(タカチ電機YM-200)を入れても、
材料費は4,000円くらいでしょうか…。
パワーのLEDは赤、RXは緑(送信時消灯)、TXは赤のLEDが送信中点滅します。
結構格好良くできたんじゃないかな…って思います。。
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